Gibson Custom Shop Factory Tour
2007年10月ギブソンファクトリーツアー
出発〜到着(日本時間7日、現地7日)
昨年の10月以来のギブソンファクトリーへ10月7日から10月13日まで行ってきました。
ギブソンと山野楽器の代理店契約が終了して、日本からの初のディーラーツアーです。
今回参加のディーラーは、黒澤楽器、池部楽器、三木楽器のチェーンディーラー3社とジュンセイギターとマーズギターのスーパーディーラー2社です。
黒澤楽器からは森社長、飯坂部長、斉藤さん。イケベ楽器からは峯田さんと鈴木君(以降ケンちゃん)。三木楽器から中野くんと辻くん。ジュンセイギターの鈴木さん。マーズギターの私の計9人が参加でした。

鈴木さん(以降ジュンセイさん)は名古屋から新幹線で新大阪まで来て私の家内の車でピックアップして、三木楽器若手二人衆と待ち合わせの関空バス乗り場まで。
大阪駅近くの新阪急ホテル空港バス乗り場に着くと若手二人は既に待っていた。
9時40分のバスで関空へ約50分。過去に5回ギブソンファクトリーへ行っているが、いつも関空から一人でツアーに参加しているので、4人なんて団体は初めて。(賑やかだ。)
ジュンセイさんは新大阪でピックアップした時からハイテンション!私も団体旅行でいつもよりもテンションが高いみたい、三木楽器の二人は海外自体初めてらしくチョッと緊張気味?
なんだか最近は9.11以降飛行機に乗るたびにシステムが変わっているように思う。
チェックインの時の荷物検査がなくなっているし、ライターは一人1個は機内に持ち込んでいいようになっている。(ちなみに帰国時には、税関審査の書類が新しく出来ている。)
荷物検査がなくなっているのだが、チェックインにメチャクチャ時間がかかる。
二時間前にチェックインが始まっていつもなら出国審査、免税店でタバコを買ってあと1時間以上あってカレーライスを食べるのだが、今回はタバコ1,2本吸ってもうボーディング!で、12時間かけて乗り継ぎ地のデトロイトへ。
で、毎度のことながら機内ではどんな努力をしても眠られない。(ドリエルのんでも目はギンギン!)
毎度のことながら12時間はキツイ!6時間までは時間を積み上げで、半分から切り落としだがなかなか時間が過ぎない。
デトロイトに着くといつものバーへ一目散!12時間吸えなかった分を一気に補充(?)である。
タバコに続きビールもあおる。日本時間深夜1時デトロイト時間昼の2時からのビ-ルは良くまわる。
で、そのバーでは東京組みのケンちゃんと峯田さんと待ち合わせ。
出発前日日本でケンちゃんから「あそこのバーに居るんでしょ?行くから。」って電話。
ケンちゃんとはギブソンツアー、フェンダーツアーでよく一緒になるので「あそこ」で解るのである。呆でしょ?
到着時のデトロイトから、帰国時の乗り継ぎでのデトロイトまでのツアー中、ケンちゃん、峯田さん、辻くん、中野くん、ジュンセイさんと私が、ほとんどズーっと一緒の行動でした。

ナッシュビルへはチッチャな飛行機でデトロイトから1時間30分ぐらい。
ナッシュビル空港でバッグを受け取ってシャトルでホテルへ。
ホテルのチェックインはギブソンから予約が入っているので名前を言うだけでOK。
時差ボケ解消のためプールで泳ごうと思っていたら、プールが一時的に閉鎖されていて使えなかった。
晩飯を食いに行くところはアルコールがないので、ビールを買って持っていこうと言うことでコンビにまで買い物に行くことになったのだが、ケンちゃんの勘違いからメチャメチャ歩くことになってしまった。
結局、レストランまで歩くことになったのだが、なぜかどのコンビ二でもビールが買えない。パスポートを見せてもアメリカのIDがいるとか訳のわからんことを言われて買えなくて、アルコールなしで晩飯。
そのレストランから帰るのにホテルのシャトルを呼んでシャトルのドライバーにビールを買ってもらった。
そのビールをいつものホテル横のテラスでまったりと飲み会。
初日というか到着日からテラスでまったりと飲み会は珍しい。
と、ここで疑問を持つ方がいらっしゃるかと。。。
ギブソンのスタッフが全く出てこないでしょ?実は到着日翌日の朝10時に集合ってことなのです!
なんと現地集合、現地解散。
その話をしていると、ギブソンジャパンの岩撫社長以下スタッフが我々から遅れること4時間ホテルにチェックイン。
まったり飲み会に岩撫社長も含めたギブソンジャパンのメンバー全員加わり、さらに大盛り上がり。
深夜になったところでお開きとなり、翌朝の集合時間を確認してそれぞれの部屋に散っていったのです。
ファクトリー初日
朝はジュンセイさん、三木の若手二人衆と8時に待ち合わせで朝食。
あいかわらず夜はほとんど眠れなかった。
出張へ来ると毎度のように深夜1時ごろ寝て、3時半ぐらいに目覚めてしまう。
それが出張の間毎晩続く。
朝?深夜?3時半に目が覚めると何が辛いって、朝飯の時間まで暇で暇でしかたがない。
同じことを繰り返し放送されているテレビのスポーツニュースを見続けているだけで、ほとんど夜と戦っているような気分である。
毎晩2時間半ぐらいの睡眠時間だが、ファクトリーでの仕事の時間は眠くならない。が、移動時間など「フッ」とした時に落ちてしまうことは度々である。
睡眠時間は短いが(短いから?)朝はジュンセイさんも私もハイテンションである。
今回で5度目?6度目?のカスタムショップナッシュビルファクトリーで、新工場は昨年に引き続いての2度目なのだが、なんだかワクワクするのは毎度のことである。
9時45分ホテル玄関集合、車で移動。
10時にカスタムファクトリーの前でトム・フォールと昨年末12月の彼のマーズ来店以来の再会。
荷物を置いてファクトリーツアー。
ファクトリーツアーは毎回回っているが、構造や材のことで毎回新しい発見がある。
毎回落としているのではないのだが、毎回新しい発見があるのは不思議である。
昼はミーティングルームにてランチ。でっっかいサンドイッチである。
午後からはファクトリーツアーの続き。
夕方はリック・ゲンバー以下カスタムショップの主要メンバーがほとんど参加してのウェルカムパーティー。
リックがいつものようにジャックダニエルズの濃い〜ッ水割りとコーク割りを作ってくれている。
全く酒の飲めない三木の若手二人衆は難儀しているようだ。
あまりお酒の強くないジュンセイさんはコーク割り1杯でまっかっかである。
パーティーが終わるとホテルへ帰りいつものテラスでまったりとビールタイム。
ここではリラックスして終始バカ話。
そして深夜1時から夜との戦いが始まるのです。(笑)
ファクトリー二日目
ファクトリー二日目も朝8時に皆で朝飯。
昨夜も夜と戦っていたので、皆と顔を合わすのが嬉しかったりする。
皆も「寝れた?」って言葉からスタートするので、あまり眠れていないよう。
ファクトリー内では昨日の続きで、3時ごろに全てナッシュビルでの仕事は終わり。
一人珍しいことを発見。
昨年10月にナッシュビル、メンフィスへ来た時に、メンフィスファクトリーで作業していたオネェチャンをナッシュビルで作業しているのを見つけました。
彼女に「昨年はメンフィスにいたよね?」って聞くとやはりその通りです。
トムフォールに聞くと、ナッシュビルファクトリーとメンフィスファクトリー間の移動はとても珍しいことだそうですが、職人さんの交流はかなりあるようです。
ここから2時間ほどの放置プレイ。
山野時代から毎度のことだが、ディーラーはけっこう放置プレイをされることがある。
その間ファクトリー内をウロウロ。
このノリは旧ファクトリー時代に戻ったようだ。
新ファクトリーになってすぐは、ウロウロ出来なかったが、我々ディーラーには、このウロウロ出来る時間が色々な情報仕入れになることがあるので、けっこう大事である。
ウロウロタイムにリックゲンバーに「商売はどう?日本の市場はどう?」と聞かれた。
リックはいつも私になんやかんやと冗談も交えて話しかけてくれるが、圧倒的存在感で少し緊張してしまう。
緊張してしまうが、「一緒に写真とって」って言ったら気軽に肩を組んでくれる優しい南部男です。
ファクトリー後は、エドウィンウィルソン、トムフォール、岩撫さんらとディナー。
エドウィンがいつも連れて行ってくれていたすし屋の隣に新しく出来たステーキハウスである。
この辺りは、今、ナッシュビルで最もホットな場所らしく、再開発も色々進んでいるようだ。
ここのレストランは睡眠超不足の私にはきつかった。。。
カントリーの生演奏が流れ、明かりはテーブルの上のロウソクがメインという日本では考えられないぐらい薄暗いもとい暗い店内。(味はなかなかの物でした。)
レストランの後は珍しくホテルでそれぞれの部屋へ散っていきました。
移動日(ナッシュビル〜メンフィス)
現地到着日から数えて4日目はナッシュビルからメンフィスに移動日です。
昨夜はアメリカで初めてといって言いぐらい7時間半も眠れました!
夜との戦いが無いアメリカなんて!感動です!
ナッシュビルからメンフィスに移動するのにはレンタカーに分乗して移動してていたのですが、今回はなんとギブソンバスでの移動です。
ギブソンバスは、ゆったりとしたソファーにミニキッチン、テレビ、ステレオ、ベッドルーム、トイレ、更にはギターをアンプで鳴らせる空間まで装備された、いわば豪華サロンバスです。
いったんナッシュビルカスタム工場前にあつまりそこに迎えに来ていたバスに乗り込むのですが、工場内のミーティングルームから出てくるとバスが“デーンッ”といて、一大撮影大会の始まり始まり!
正面から横からリックと一緒にとみんな大はしゃぎ。
何度もファクトリーへ来ている私、ギタステのケンチャン、ジュンセイギターのジュンセイさんも初めてなんですから。
途中、一度ドライバーのドンさんのための休憩を取っただけで、4時間ほどでメンフィスに到着。
メンフィスについてからは時間までそれぞれ自由行動。
メンフィスはファクトリーとホテルは徒歩5分弱。その間にビールストリートという繁華街があり、移動は全て徒歩とう超楽チンなロケーションです。
私は時間までジュンセイさんとビールストリートへ。三木の若手二人衆もビールストリートへ。
で、ホテル玄関前に集まり、いつものバー“フライングソーサー”へ。
ここのウェイトレスのオネェチャンがなかなか可愛くて、三木楽器の辻君は「いいなぁ〜。。。」ってバカ面に、ジュンセイさんは上手いこと話して並んで写真を撮っていました。
ジュンセイさんはいつも「英語がダメだ、ダメだ!」って言っている割には、ことオネェチャン関係になると達者なバイリンガルに変身します。
そこでは軽く飲んで、ディナーの店ランデブーへ。
ランデブーはメンフィスナンバー1と言われているリブ専門レストラン。
私とジュンセイさんを含めた若手(?)全員はフルカットのリブを注文。
フルカットは約30cmほどの骨付きリブですが、脂っこくなく1/3は骨なので意外と食の細い人でも完食できるんです。
で、食後はお約束のエルビス大会。
エルビス大会とは前回にメンフィスに来た時から始まった儀式みたいなもんで、お土産のモミアゲ付ゴールドフレームのサングラスをかけ、エルビスになりきって写真を撮る事です。
で、その後はイケベ楽器の峯田さんのホテルの部屋で深夜まで談笑。
峯田さんの部屋がたまたまスイートルームだったのでそこに集合となったわけです。
で、ビールを大カップ1杯飲んでお開き、明日の朝8時に朝食に集合です。
昨夜は夜との戦いが無かったので、今夜も眠れることでしょう・・・
メンフィスファクトリー
なぜ?また夜と戦ってしまいました。。。
戦いに敗れてやっと朝8時。ジュンセイさんのノックが嬉しかったりして。。。
ホテルからファクトリーへは徒歩5分。
エントランスへ入ると、一般のツアーのお客さんがファクトリーツアーの申し込みを待っておられる。
メンフィスファクトリーは一般公開されていてファクトリーツアーがあるのです。
興味のある方は訪れてみてください。ツアーでまわる所は限られているのですが、面白いと思いますよ。
メンフィスファクトリーの案内役はイケメンのジェイソン。
ジェイソンはエンジニアあがりのメンフィスファクトリーナンバー2らしい。
元エンジニアなのでファクトリー内の案内も実演を交えながらなので解りやすい。
で、昨年訪れた時と大きく変わっていたことが一つ。
ナッシュビルカスタムに2006年から導入されたプラークマシン(フレッティングマシン)がメンフィスにも導入されていました。
昨年リックがメンフィスにも導入すると言っていたのですが、既に導入されているとは驚きでした。
メンフィスファクトリーでは新製品のES−339やディブ・グロールモデルが作られていました。(ディヴグロールモデルが超カッコ良かった!)
で、過去に一度も無かったことなのですが、メンフィスと言えばエルビス・プレスリーと言うことで、エルビスゆかりの地を見学ツアーに行きました。
サンスタジオ、グレースランドと回りました。
サンスタジオはエルビスが初めてレコーディングしたスタジオです。
現在は昼は観光地として、夜はレコーディングスタジオとして稼動しています。
過去にはエルビスのほか、ジョニーキャッシュら往年のロックスターやブルースミュージシャンが、近年ではU2らがレコーディングに使っています。
サンスタジオではツアーの案内をしてくれたジェイミーちゃんが可愛い!(写真をお願いすると手をそっと肩に乗せてくれます。)
グレースランドは表から見て、壁に落書きをしただけですが、自家用ジェットやその家の大きさに皆驚嘆!
ファクトリーのあとは昨晩と同じフライングソーサーで、ツアー最後の夜。
飲み会はそれぞれのペースで進めて、それぞれが散会。
そこで飲み続けるもよし。お土産を買いに行くもよし。別に飲みに行くもよし。
で、私はそこで飲み続けケンチャンと久々のバトル。それぞれ熱い思いを持っているのです。
黒澤さんが出て行き、三木さんが出て行き、少しその場での飲み会が続いて完全お開き。
みんなは部屋へ戻っていったのですが、私は岩撫さんとビール1本飲みに別のバーへ。
本当に1本飲んだだけでホテルへ戻りました。
2007年10月ギブソンツアー最後の夜が終わりました。
帰国
とうとう帰国です。
毎度のことながら、帰国の日は寂しい感じがします。
ホテルからギブソンバスでメンフィス空港へ送ってもらい、岩撫さん、トム、石井君のギブソンスタッフとはここでお別れ。
岩撫さんらはここからナッシュビルへ戻ります。
トムとは3週間後の楽器フェアーで会うことを約束してお別れのハグ。
空港でチェックインを済ませて、一旦ケンチャン、峯田さんの東京組みとお別れ。
でもデトロイトの例のバーでまた待ち合わせ。
メンフィスの空港でジュンセイさん三木の若手二人衆と4人で朝飯。
ジュンセイさんは朝からリブを、三木の二人はでっかいBBQバーガーを、私はソーセージのBBQ炊を食しました。
アメリカ最後だからって食べたんですが、朝からおなかがポンポンになってしまいました。
デトロイトのバーでケンチャンと峯田さんと合流。
「では。」とお別れの握手なんかしたりして。でも、ケンチャンとはハグしません!(笑)
で、関空まで13時間のフライト。ジュンセイさんと通路を挟んで隣同士。
飛行機の中では眠られない二人なのですが、このフライトでは珍しく13時間中8,9時間寝ていた。
関空についてバスで梅田まで。梅田で三木若手二人と分かれて、ジュンセイさんとタクシーで新大阪まで。
ジュンセイさんは新大阪から名古屋へ新幹線で帰るのです。
で、私は奥さんの車の迎えで帰宅です。